ジフルカンの効果は?カンジダにどのように作用するのかご紹介

2020年06月11日

カビの仲間のことを真菌といいますが、抵抗力が落ちている人などは真菌が消化器官や肺などの内部で異常増殖を引き起こす内臓真菌症に繋がることもあります。カンジダも真菌の一種で女性に多い性器感染症の病気として知られていますが、ジフルカンは抗真菌薬で細胞膜の生合成を阻害して真菌でもあるカンジダ菌を殺す作用を持ちます。女性に多いといわれている膣炎の治療にも利用することが多い医薬品ですが、カンジダやクリプトコッカスの真菌に対する有効性が高いとされます。

ジフルカンは一般名をフルコナゾールと呼ぶ医薬品でカプセルタイプの50mgおよび100mg、シロップタイプの350mgや1,400mgなどがあります。カンジダは成人だけでなく子供やお年寄りなどにも発症する真菌で、カプセルを飲み込むことができないお子さんの治療の際にはシロップタイプが有効といえましょう。尚、ジフルカンはアゾール系抗真菌薬で特別強い医薬品ではありませんが、副作用が少ないことや吸収率が良いので効果の期待も高くなります。

ジフルカンを服用する時に注意しなければならない点は、肝臓の悪い人や高齢者などは医薬品の排泄が遅れがちになるので、使用時の用量を少なめにするなどの調節が必要になること、妊娠中の女性は胎児の発育に悪影響を及ぼす恐れがあるので使用をしないことなどがあります。医薬品には併用ができない薬がありますが、ジフルカンは睡眠薬のハルシオンは禁止されている医薬品の一つです。他にも飲み合わせが悪い医薬品が多数あるので、現在病院で処方薬を貰って服用している人などは、自分が使っている医薬品との相性を確認するためにもかかりつけ医への相談をされることをおすすめします。

カンジダ症の治療でジフルカンを利用する場合は、1日1回50~100mgを経口投与する、重症もしくは難治性真菌感染症の場合には1日の用量を400mgまで増量して経過を観察するなどの注意点もあります。カンジダに起因する膣炎や外陰膣炎などの場合は、1回の用量を150mgにするなどの注意点があり、これらのポイントを抑えて服用する効果への期待が高まります。ジフルカンを使用して4日から7日間経過しても効果が認められないときには、他の薬剤投与を行うなど専門医の判断を仰ぐことが大切です。ジフルカンの副作用は少ないのですが、稀に吐き気や腹痛・下痢・発疹などが起きることがあり、発疹が酷くなるときには一旦使用を中止して医療機関の受診を行いましょう。